機械式腕時計と歩む、ひと時のブログ

機械式腕時計のコレクションを紹介しています。

復刻版シリーズの王様?定番クラシック スクエア型! TAG HEUER MONACO Limited Edition タグホイヤー モナコ クロノグラフ リミテッドエディション 世界限定5000本!

ニューモデルの腕時計が登場した際に、ユーザーの立場として、
重要な選択ポイントの1つは、そのモデルのストーリー性にあると思っています。


さて、今回の腕時計は、1969年に製造されたスクエア四角型の腕時計
モナコシリーズとして、「初期復刻版」という形で、
1998年に限定5000本モデルで発売されたモデルとなります。

モナコモデルの歴史は、
1969年に発売された世界初のスクエア型、四角型防水腕時計ですが、発売された時のタイミングが、不運にも同時期にクォーツ腕時計が登場し、後に、クォーツ腕時計が普及するに伴い、世界の機械式腕時計市場の衰退に繋がり、その流れと共に、モナコモデルも次第に姿を消す事になってしまったようです。


今回のモナコモデルは、当時「クォーツショック!」と言われる影響を、
最大に受けた?腕時計の1つでもあるように思えます。

SS、自動巻、径38.0mm、日常生活防水
ロゴは、旧型の「HEUER」のみ、
9時位置の30分積算計は丸型、
3時位置のスモールセコンドは、十字のみのデザイン、
プラスチック風防です。
使用頻度は多くなっていたため、↑プラスチック風防↑に、キズが目立ちますね~・・・
この程度のキズは、ホームセンターで販売されている
コンパウンドで軽く磨いてあげると、ピカピカに蘇るかな?

「初期の復刻限定モデル!」と言った記載をしておりますが、
このモナコシリーズは、後に、「復刻!」「限定!」っと言ったモデルで・・・
文字盤の色や、多少のデザインを変更したモデルが、
次から次へと発売されていますので、当初、「復刻!」「限定!」のはず?が・・・
あえて記載しました。www

中身の機械ムーブメントも、時代と共に、
後に登場してくるモデルの方が、スペックは上がっているようです。www

販売当時の↑尾錠も「HEUER」↑ロゴです。
リューズも↓「HEUER」↓ロゴです。

今回の腕時計で、ケース形状や防水性能に、少し気になる部分があり、
僕なりに、色々と調べてみると・・・


スクエア型=角型を意味するようですが、・・・
このスクエア型の腕時計形状には、防水性能の維持が技術的に難しい?ようです。

今回の時計も、↑針部分の夜光腐食↑が見られます。
僕の時計だけ?の問題?ココが気になっていました。


WEBで検索すると、同年代、同モデルの腕時計には、
文字盤や針の腐食が見られる個体が多いように見受けられました。


既に発売から、時間が経過しており、古いから?っと言った意味あいからでは、
過去の記事で投稿していますブライトリングや、ジラールペルゴも、
新規発売時期は同年代ですが、ラウンド型(丸型)なので?
現在の文字盤も針も綺麗ですので、説明が付きませんよね~?

これが、↑裏側からの写真↑ですが、
腐食が見られる症状は、スクエア型の腕時計形状によるものか?
あるいは、
今回の製品上の裏蓋パッキンなどの問題なのか?
未だ原因は、判明しておりません。

とは言え・・・
僕のコレクションの中で、スクエア型の腕時計は、コレ1本だけですので、少し気になりましたが、コレはコレで可愛い相棒です。